弊社が、
「不要な不動産の有償引取サービス」を
始めた理由は、お客様から
「相続を嫌がってる山林を
買い取ってくれないか?」
との打診を頂いた事がきっかけです。
物件を調査した結果、
その山林が30年前、
「原野商法」によって販売された
山の中の小さな土地で、
30年前の販売当時は綺麗に造成・区割され、
いかにも
「今後この地域は発展しますよ」
的な雰囲気でセールスされ
(結構年配の営業マンが、
この土地売れないと
会社に戻れない…と泣き落とし)
万一の場合は買戻しの約束もあり、
つい余裕資金で買ってしまったものの、
結局その地域は発展せず、
買戻しの約束も販売した会社は清算。
利用用途もなく放置され完全に山林化。
お年を召されていよいよ相続が
視界に入って来た時、
ご家族から
「こんな土地相続したくない!処分して!」
と言われ、
泣く泣く弊社にご相談、と言う感じです。
査定して金額を出させて頂き、
買取させて頂いた訳ですが、
その後、
同じ様なご相談が数多く参りまして、
一時的に買取資金が底を尽きました。
利用出来ない山林を抱えてどうしよう…
これ以上買取は出来ない、と、
お断りしようとした時、
登記費用を負担するから、
多少のお金は出すから、
と頼まれまして、
それなら…と引き受けた結果、
現在の有償引取サービスが始まりました。
気が付けば他不動産会社様から
「ウチのお客様の不要な不動産も
引き取ってもらえません?」と
ご相談を頂く状況に。
負動産の最終処分場…
そんな言葉が頭を過ります。
元々、狭小地・崖・山林の様な、
利用出来ず
放置されがちな土地が好きでした。
好き過ぎて、
趣味でコツコツ買い増ししていました。
こんな土地、
一体どうするの?とよく聞かれますが、
何故かワクワクするんです…
狭小地とか、崖。
秘密基地感と言うか、
謎のプレミアム感と言うか。
この土地をどう利用すべきか、
危ぶむなかれ、
危ぶめば道はなし。
踏み出せばその一歩が道となり、
その一足が道となる。
迷わず行けよ、
行けば分かるさ
ありがとう!!
今はそんな心境です。
不動産屋として、
土地を捨てる…と言うのは
とても悲しい現実ですが、
で、あればこそ、拾って行きたい、
不動産屋だから拾わなければ、
と思います。



